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老いていく両親との付き合い方をどうする?

現在、普段住んでいる千葉県から離れ、愛知の片田舎の実家に居候しています。

嫁ちゃんが現在妊娠10か月と出産間近という事で、GW明けからは同じく愛知県の実家に里帰り中。自分も今の会社は概ねテレワークでもOKのため、こっちに戻りできる限り嫁ちゃんとは近くで過ごしているといった状況です。

高校を卒業して都会の大学へ進学し早15年、久々に実家に戻り高齢者に片足突っ込んだ両親と過ごす中で見えた事を幾つか書いていきます。

1.モノ多い問題

 実家は御覧の通り田畑に囲まれた7LDK広めの一軒家です。

 今両親は3部屋程しか使っておらず、残りは埃を被った旧子供部屋、大量の物置部屋と化していました。

このままでは使っていない部屋には汚れが溜まり、不要なものが貯まり、いずれはごみ屋敷まっしぐらな為、両親を説得し毎週末一緒に片づけ実施。近所の農家のおっちゃんから軽トラを借り、自宅⇔焼却場を往復すること4回、不要なものが減り、将来もっと両親が高齢になった際にやってくる『実家の片づけ問題』を先行して片づけることが出来ました。

2.無趣味だった父親

 定年再雇用まであと1年の父親、仕事ばかりで無趣味だったようですが、なんとDIYに目覚めていました。

コロナ禍で出かけられない中、引き籠ってしまった高齢者も多い中で、自宅に広い庭があり、近所のホームセンターでレンガや材木を買い集めてコツコツ色々作っていて結構安心した自分がいます。これならボケないかな、願わくばご近所ともっとお付き合いして人と話すことを継続してもらえると安心です。

3.実家の食糧基地化

 祖父母が農業をしていたので、農地を幾ばくか持っているので、以前から玉ねぎやニンジンなどを育てては段ボールに入れて送ってくれていました。新鮮でおいしいしので嬉しいのですが、いかんせん毎回送料を掛けて送ってきてくれている。何かもったいないなぁと思っていたので、昨年

『もっと、小さくて単価高い野菜作ってよ!』

と言ってしまって若干父親をイラつかせてしまったのだが、今年はなんとニンニクを大量に作ってました。

国産ニンニク一切れ300円・・最高。

あと高単価な野菜って何だろう、アスパラガスとか唐辛子とか良くないか。

4.もっと年老いた時の為に

 今はまだ元気とはいえ、これからどんどん弱ってくるし、二人仲良く施設に入ったり、亡くなるとは限らない。

そういう意味では今回一度中期的に実家の子供部屋から東京オフィスと仕事が出来た経験は結構貴重でした。

近所のリサイクルショップでオフィスチェアとディスプレイをタダ同然で仕込み、東京のオフィス、千葉の自宅とほぼ変わらない作業スペースが出来たので、両親に何かあったとき、子供が病気になったとき、冠婚葬祭時には気軽に行ける場所になったと感じます。将来の介護離職増加を伏せる手掛かりになりそうだし、医療費や介護費の税負担を減らすためにも、テレワークには補助金出して、推進していくのもいいよなぁと思う次第です。まぁみんなが出来るわけじゃないけど。

5.両親のお金の使い方

 世帯が違って財布が違うのだから、気にする必要なくない?とは言ってられません。

最後にはきっと子供が幾ばくかの医療費や介護費用、住宅費を負担をする必要があるなら、

『両親の出費を減らす』=『自分の将来資産を増やす』

ことになると思うんですよね。

今のところこんな感じです。もっと良いアイディアあるかな。

スマホの契約をドコモからahamoへ変更:10,000円/2人/月→月5,000円/2人/月

・huluに加入する:1,000円/月でドラマ映画がほぼ無尽蔵 ※今までDVDBOXを買ったりレンタルしてた

・冷蔵庫を大きくて古いタイプから小さめの最新機種へ変更:冷蔵庫の奥で食べきれず残る廃棄減

・余らせていた畑を農協へ貸し出す:これで我が家も地主として不労所得(月千円・・・)を受け取れることに。

・自転車を母親にプレゼント:健康増進のために毎日の出勤が自転車になりました、今のところ楽しく乗ってます。

6.終わりに

 今の生活も嫁ちゃんが無事出産し、2か月くらい経ったら終わりでまた千葉県に戻る予定です。

なんだかんだ早く嫁ちゃん&娘ちゃんと一緒に家族三人で暮らしたい思いも強いので。

ですけど、数か月だけでも両親と再び暮らして、今の状況の把握&将来の想定が付いたことは良かったなと思ってます。